太魯閣渓谷
3000m級の山々が連なる中央山脈を源とする
立霧渓が浸食を繰り返し
何万年もの時を経て作られた 太魯閣峡谷です
峡谷沿いの公路は最も幅の広い所でも
自動車がやっとすれ違えるほどだが
この道はすべて手作業で切り拓かれたというから驚きです
工事は3年9カ月 連日5000~6000人が作業を続け1960年に完成
地盤が硬いうえに台風や地震も多く 工事は困難を極めたという
なかでも最大の難工事となった九曲洞の崖には 如腸之廻 如河之曲 人定勝天
開此奇局 (腸のごとく廻り 河のごとく曲がるも 人必ずや天に勝ち この奇局を開く)
と刻まれている