犬山城から10分ほど歩いたところにある有楽苑にも行ってみました
有楽苑は
織田有楽斉 (1547~1621) は信長の実弟で 茶の湯の創成期に
尾張国が産んだ大茶匠であり その生涯は波瀾に富んでいた
有楽は晩年武家を棄て 京都建仁寺の正伝院に隠棲の地とした
如庵はその境内に元和4年 (1618) ころに建てた茶室であり
現存する国宝茶席 三名席の一つとして 茶道史上貴重な遺構である
旧正伝院書院は如庵に連なる隠居所であり重要文化財に指定されている
明治以降これらの遺構は各地を 転々としたが
ようやく有楽の生まれ故郷に帰りつき
安住の地を犬山に得て有楽苑と名づけ後世に残すことになった
今は新築された茶席 弘庵 でお茶をいただくことができます
こちらの建物でお茶がいただけます
お茶碗は犬山焼で中に家紋が入ったものです